沖縄での仕事

沖縄での仕事

美しい海や豊かな自然、独特の文化・歴史を持つ沖縄は、日本国内からはもちろん世界中から多くの観光客が訪れる日本屈指の観光地です。
そして旅行だけでは物足りず、その魅力に取り憑かれ、移住という形で沖縄での生活を考える人々も多くいらっしゃいます。
年中暖かな気温で生活しやすそうだ。
沖縄の人たちは温かく、都会生活の疲れを癒してくれる。
沖縄の空気感、自然豊かで綺麗な環境で自分らしく生活したい。などなど
今すぐに移住したい人たちはもちろん、数年後を目標に活動されている人々も多くいらっしゃいます。

沖縄で働けるの??

だけど、いざ移住するとなるとやっぱり気になるのが、「沖縄って仕事があるの?」ということ。やはり生活するためには収入を得ることは大切なことですし、蓄えがあったとしても社会とつながるためには「仕事に就く」ということは外せないこと。

実は私が沖縄に住み始めた2006年頃は、沖縄県内での仕事は限られており、県内就職のハードルは高く、ハローワークの県外コーナーでは連日県外企業の採用担当者が多く在籍していました。
そしてお目当ての県外人気企業が面接会を行うとなると、沖縄県内在住の就職希望者が列を作って並ぶこともあったほど。
沖縄県内にいる人たちが県内での仕事ができず、県外で働く状況だったため、県外からの移住者が沖縄県内で働き口を見つけることはとても難しい状況でした。

しかし、2019年に単月の有効求人倍率が本土復帰後最高値を更新し、完全失業率も低下。観光を中心に沖縄の経済も好調に推移していました。
そのため観光以外でも多くの沖縄県内求人を目にすることになりました。

その後2020年にコロナにより世界の経済が低迷し、国内も緊急事態宣言が発令され、沖縄経済を支えている観光業が大ダメージを受けました。

緊急事態宣言により多くの県内企業が採用を控える動きになりましたが、緊急事態宣言終了後、沖縄にたくさんの観光客が押しよせ、人手が足りない状況になりました。

その結果、コロナの状況はあるけれど採用は継続していく。という企業が増え、2022年4月の求人倍率から上昇に転じ、現在は1.16倍と雇用情勢は改善している状況にあります。

 

 

実は多い沖縄での仕事

沖縄県内での求人では、

  • 観光地としての接客業、サービス業はもちろん
  • 地震が比較的少ないからということで、データセンターやコールセンターの仕事も
  • コロナ禍で密集を避けるため。地方での採用を行う大手企業のグループ会社などなど

私が沖縄に住んでいた時とは比較にならないほどたくさんの仕事があります。

そして沖縄に出店する企業のお陰もあり、沖縄県内の労働環境:福利厚生や休日もすごく改善されていると感じます。

もちろん最低賃金が全国一低い現状は変わりませんが、それでも以前より移住するための仕事を選ぶ環境としては選択肢が増えていると感じます。

さらに余談ですが、最低賃金全国ワースト1位だった沖縄県ですが、2023年の改定により全国ワースト1位を脱しております。

もし気になることがあれば是非相談にお越しください。