那覇から西へ約100km、飛行機で移動すれば那覇空港から約30分で到着する沖縄の離島、久米島。
沖縄県で五番目に大きい島で、島一周道路は約23km。自然豊かな環境と透明度の高い海が魅力的な久米島について、本日はご紹介します。
目次
Toggle久米島とは??
那覇空港から飛行機で約30分、フェリーだと約3時間半で到着できる久米島は、沖縄県内で本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで五番目に大きな島です。
車で回れば約1時間で一周できる、人口約7,500人が住む離島です。
なお、那覇―久米島便の飛行機は1日約7便が就航しており、那覇泊港―久米島兼城港間は1日1〜2便が運航しています。
年間平均気温は23.2度と暖かく、島全体が県の自然公園に指定されています。
久米島の魅力
久米島の魅力はもちろん自然豊かな環境があげられますが、実は島内にはコンビニやスーパーもあり生活に必要なものは島内でも購入できる環境にあること。
また車社会ですが渋滞もなく島1周も車で回れば1時間ほどで回れてしまうほどの環境で、開発されているようで開発されていない古くからの沖縄を感じられる場所だということです。
なんといっても飛行機を使えば30分ほどで那覇へ行けますし、フェリーでも3時間から3時間半ほどとなっており、沖縄本島にできたコストコへも車ごとフェリーに乗って買い物に行ける環境にあります。
那覇からも身近な距離にあり、昔からの沖縄の環境を感じられる場所。それが久米島です。
そして東洋一の美しいビーチと言われる久米島には、世界中から多くのダイバーが集うダイビングスポットもあり、エメラルドグリーンの海は潜るのもよし、歩くのもよし、眺めるのもよし、と誰でも楽しむことができる環境です。
ちなみに久米島のポスターに「泣きたくなったら、久米島へ。」というポスターがあるのですが、海を眺めてただ砂浜にいるだけで自然と涙が出てくるような、なんとも言えない落ち着きや安らぎを感じる場所です。
時間を忘れてのんびり過ごすことができるこの久米島は訪れる人を虜にしています。
久米島での生活について
久米島には、島内にスーパーやコンビニ、ドラッグストア、電気屋など、買い物に便利な施設が整っているため、生活に必要なもののほとんどが島内で購入できます。
一方で、開発が進んで便利になることによって心配されるのは、自然環境が減少し、都心のような環境になってしまうことです。しかし、久米島は自然に囲まれた生活を楽しめる環境が整っており、日本の「渚百選」に選ばれた「イーフビーチ」や、サンゴでできた真っ白な砂浜が広がる「ハテの浜」など、自然の魅力が溢れています。この美しさが久米島の魅力のひとつであり、生活と自然の両方を楽しめる環境となっています。
また、車社会であるにもかかわらず、信号機の数は少なく、渋滞もありません。もしもの時にも、車を15分ほど走らせれば病院に到着できるため、普段の生活で不便を感じることはほとんどありません。
ただし、デメリットもあります。それは、スーパーで買う野菜などの物価が高いことです。地元で取れた野菜は安くて大きいものが多いですが、他の地域から運ばれてきた野菜などは運搬コストがかかるため、高価になることがあります。
そのため、久米島では苗を買って自分で育てる人も多く、取れた野菜を近所の人にお裾分けして助け合うこともよくあります。都会では考えられないような、人と人とのつながりを強く感じるこの島は、知れば知るほど魅力が増し、移住を考える人も増えてきています。
久米島での仕事について
久米島には生産量日本一を誇る「車えびの養殖」や海ぶどう、サトウキビ、そして最近では海洋深層水を活用した事業など、観光地として観光関連事業での募集はもちろん、地域に関わる仕事での募集も多く、離島ではあるものの求人は意外と多く見つかります。
一方、移住の際に必要なものは仕事と住居が挙げられますが、住居の部分でなかなか物件が見つからず移住できないという現実もあります。特にネット検索でのみ物件を探している人は要注意です。
もし久米島への移住について真剣に考えているのであれば、仕事を優先に考え、応募先企業の人たちに相談してみることをお勧めします。
企業の人たちも採用するために、移住者の住居について真剣に考えてくれる方が多く、また地元にいるからこそわかる情報も収集されています。
そしてもちろん移住者の人たちに寄り添ってくれる団体もあります。
その中の一つが久米島 島ぐらしコンシェルジュさんです。
※参考 島ぐらしコンシェルジュ:https://shimagurashi.net/
久米島への移住に向けて、仕事や住居、生活と相談することが可能ですので、気になる方は是非ご相談ください。
心強い味方になってくれること、間違いなしです。
オンライン移住体験ツアーなどのイベントも開催されていますので、県外にいながら島のことが知れる機会も提供してくれています。
最後に
久米島は沖縄ならではの「豊かで綺麗な自然が感じられる場所」であり、「生活にも困らない利便性がある町」であり、訪れる人を魅了する久米島はまさに『秘密基地』そのものです。
開発されると沖縄らしい風景は減少するし・・
開発されなければ生活に困る事象も多くあるし・・
その両方をバランスよく取れているのが久米島です。行ったことがある人には伝わる「秘密基地」というフレーズ。
旅行で遊びに行くのもよし。
今後の生活拠点として移住するもよし。
まだ味わったことがない人は是非沖縄の秘密基地である久米島に遊びに行ってください。
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